鋼管通商栄会(斉藤寿弘会長)が11月12日(土)の商店街イベント「ブッツブツ交換」を開く。子どもたちが描いたカエルのタペストリーを広くアピールするなど、「カエル」をイメージキャラクターに賑わいをもくろむ。
終戦直後の鋼管通には物々交換店があり、工場に向かう工員達が通勤途中に、様々なものを持ち込んでいた。鋼管で交換――。同商店街はそんなエピソードをヒントに2年前から「ブッツブツ交換」と銘打った催しを開いている。イベントを通じ、商店街に好ましい印象を与える「好感」、ともに打ち解ける「交歓」にまで発展したいという願いを込める。
物々交換では、ある時、朝持ち込んだものが夕方には食用ガエルに交換されていたという話もある。同商店街では「カエルには幸運、賑わいが返るといった商売繁盛の力が宿っている」というエピソードに着目。さらなる地域活性の期待を込め、今回、カエルをイメージキャラクターにした。イベント開催日には、臨港中学校の生徒や特命子ども地域アクタープロジェクトの小中学生が手描きで作成したカエルのタペストリーを掲示。たこ焼きをアレンジしたスイーツ「かえる焼き」の販売を行う。
使わないが役立つもの募集
ブッツブツ交換は午前10時から午後3時に開催し、雨天決行。
イベントには自宅にあるベビーカー、ベビー服、本、おもちゃ、使っていない引き出物などの生活雑貨を持ちこむと参加できる。持ち込んだ物に対し、ポイントが与えられ、そのポイントでゲームや飲食などが楽しめるほか、他に持ち込まれた品物との交換もできる。持ち込むものがなければ、当日短時間の手伝いで参加できる。
商品の持ち込みは当日10時から。斎藤自転車店、太陽不動産、仙台屋の3店では事前受け付けも行っている。取扱商品などの問い合わせは、仙台屋(【電話】044・366・7776)。
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