市政報告 新たな浸水軽減対策について質問 川崎市議会議員民進みらい川崎市議会議員団林としお
近年の局地的豪雨による水害の深刻化を受け、川崎市は浸水軽減対策を進めています。来年度(4月以降)は、大師河原貯留管の整備や幸区小倉、戸手本町、高津区梶ヶ谷地区内で浸水被害軽減に向けて取り組みます。さらに、平成29年度から始まる中期計画で示された新たな重点化地区における浸水被害軽減に向けた効果的かつ効率的な対策手法を検討するとしています。新たな重点化地区は市内に6地区あります。このうち、川崎区の「京町・渡田地区」「川崎駅東口周辺地区」「大島地区」「観音川地区」の4地区が含まれていることから、私は3月6日の市議会予算審査特別委員会で具体的な対策方法やスケジュールについて伺いました。
市によると、ゲリラ豪雨のように短時間で狭い範囲で発生する降雨に対し、通常使用するものとは別の下水管きょを活用。そのためにも貯留管に新たなポンプを設置するとともに、既存の下水管きょに水位計を設置し、もう一方の下水管きょに余裕がある場合には貯留管に流入した雨水をポンプで送り、貯留管の能力を最大限に活用する方策を検討しています。市によると平成30年度以降に順次着手とのことですが、4地区は交通量の多い地域であることや電線・ガス管等が寄り集まって込み合っていることが課題で、市民生活への影響を最小限に抑えられるよう、対策ルートや工法を検討しているといいます。
答弁を受け、私は、効果的な対策手法について調査、議論をしていただけるよう強く要望しました。
浸水対策は川崎区にとって待ったなしの問題で、私は議会が開かれるたびにその都度、この問題について質問しています。今回の議会では上記のほか、下水道の管きょの清掃の必要性についても指摘しました。引き続き、安全、安心のまちづくりに向けて取り組んでまいります。
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5月3日
4月26日