議会報告 市内唯一、海のある街・川崎区日頃から楽しめる港へ! 川崎市議会議員 本間 賢次郎
平成30年第4回定例会で一般質問にて、市内で川崎区にしかない「海・港」に注目し、質問致しましたのでご報告致します。
川崎港では毎年10月に「川崎みなと祭り」を開催し、20万人以上の人出で賑わいます。昨年は東扇島東公園開園10周年イベントも人工海浜で行われ、来場者数は25万1000人と過去最多を記録。さらに、多摩川から川崎港、みなと祭りと横浜赤レンガ倉庫でのビールの祭典・横浜オクトーバーフェストを結ぶ観光船の初の実証実験を行い、乗船者から好評を得ました。参加理由に「多摩川や京浜港の船からの景観を楽しみたかった」「川崎港を見たかった」との回答が多く、「川崎ならではの港」への関心の高さが伺えます。川崎港の魅力は、工場などダイナミックな産業の現場を間近で見られることです。昨秋に最先端研究施設が集まるキングスカイフロント近くの水辺で開催されたスタンドアップパドルボード(SUP)のイベントは川崎らしい臨海部の楽しみ方でしょう。
川崎港では他にもビーチバレー等のスポーツ大会、野外音楽フェス等の大型イベントがありますが、日常的に楽しむ環境は充分とは言えません。日頃から趣味等を楽しめる場所となれば、新たな経済効果等が期待できます。そこで、釣り場の整備は有効と考えます。川崎港は魚やワカメが育つ環境があるとも言われ、釣り関係者からも「釣果の望める場所がある」と聞きます。釣り公園は東扇島西公園と浮島釣り園の2カ所ですが、浮島釣り園は駐車場がなく、駐車場のある東扇島西公園に利用者が集中します。安全確保と混雑緩和への整備と、横浜市のように釣り公園の運営を民間委託し、家族連れも楽しめる休憩所や売店の設置を要望したところ、「民間活力の導入も視野に入れる」との前向きな答弁を得ました。市長からも「日頃より市民に親しまれる港の賑わいを創出する」と答弁があり、今後の整備に期待が膨らみます。引き続き、多くの人々が親しみ、楽しめる、便利な港に向け取り組んで参ります。
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5月3日
4月26日