大相撲春場所があさって10日からエディオンアリーナ大阪で初日を迎える中、幸区南加瀬に部屋を構える中川部屋に入門した中学横綱で注目株の吉井虹君(焼津港中)が初土俵を踏む。
吉井君は静岡県焼津市出身の15歳。昨年夏、全国中学校相撲選手権で個人優勝し、中学横綱となった。
中川親方と吉井君との出会いは中学校1年生の時。中川親方によると、下半身が大きく相撲もそこそこ強い印象で「いつかは育ててみたい」との思いを抱いたという。当初、吉井君は高校進学も考えていたが、その後、同部屋での稽古に参加したのを機に、大相撲入りを決断。今年に入り、同部屋に入門したという。
身長177センチ、体重150キロで成長途上にある。今月上旬には体格基準をクリアし、前相撲への準備も整った。「押してもよし、突っ張ってもよし、まわしをとってもよし。順調に育てば歴史に名を残す力士になる。川崎市民にも温かく見守っていただきたい」と、中川親方は期待を寄せる。
川崎区・幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|