アマチュアとプロの真打ちが競演する名物寄席「第51回さいわい寄席」(タウンニュース社ほか後援)が今月28日、幸文化センター(幸区戸手本町)で開かれる。
さいわい寄席は、幸落語研究会の代表を務めるアマチュア落語家・清流亭いしあたまさん(幸区古川町)が「一度でいいから、真打ちとの共演の夢を実現させたい」との思いで94年に始めた。あまりにも好評だったことから、以降、春・秋年2回の公演を行うようになり、今年で26年目になる。2013年には日本一ネット「アマ・プロ共演寄席入場者数日本一」に認定されたこともある。
今年は、アマチュア落語4席とプロ2席に加え、特殊サギ防止漫才を披露。いしあたまさんは古典落語の「夢の酒」を演じ、プロは真打ちの柳家〆治さんと二ツ目の柳家小もんさんが出演する。
また、かばち家大福さんとよろず家笑治さんが演じる特殊サギ防止漫才は今回の目玉。幸警察署の指導、資料をもとに、巧妙な特殊詐欺の実態から「(元号が)令和になるので、キャッシュカードが使えなくなりますよ」といった最新の「改元サギ」を織り込む。
開演時間は、午前10時30分と午後1時45分で開場時間は各30分前。座席は全自由席で各回先着840席。観覧は小学生以上で入場料は無料。
問い合わせは、いしあたまさん(【電話】044・511・6901)。
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