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川崎区・幸区版 公開:2019年7月26日 エリアトップへ

稲毛神社 ご神宝「勅幣」復元 山王祭で使用

文化

公開:2019年7月26日

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 川崎の夏の風物詩である稲毛神社(川崎区宮本町・市川緋佐麿宮司)の「山王祭」が8月1日から4日まで行われ、同神社は現在、準備を進めている。

 今年は改元を記念し、同神社第一の「ご神宝」とされる勅幣を文書『愚弄忠正遊覧記』に残る図柄=写真右=を基に復元(復原)=写真左=。来月2日の古式宮座式での使用を前に、現在、社務所で公開している。

 同神社によると、復元された7本の勅幣は欽明天皇から下賜されたものと伝えられ、最長で約190cm、最短でも約150cmあるという。1945年の川崎大空襲で焼失し、これまで簡易的なもので代用していたという。「勅」は天皇からいただいたものを指すことから、復元はご即位のタイミングと考えたと説明する。

 同神社は「ご即位により新たな時代が始まった。時代の流れは速いが、昔の上に立つことで今がある。いにしえの美風を見直し、考え直していただければ」と話す。

 山王祭は8月1日から4日まで開催。1日は宵宮祭、2日は例祭で古式宮座式を行う。古式宮座式は県の民俗文化財にも指定されている。3日は町内神輿連合渡御、4日は「孔雀」「玉」と呼ばれる2基の神社大神輿が氏子23町会を巡行する神幸祭を行う。2日から4日は神社境内に露店が出店し、祭りを盛り上げる。

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