市政リポート 避難所環境の向上を!学校トイレや雨漏りの改善を要望 川崎市議会議員 総務委員長 野田まさゆき 自民党
川崎市に大きな被害をもたらした昨年の台風19号は、避難所環境の問題を浮き彫りにしました。改善を求め、12月議会で質問を行いました。
アコーディオンカーテンが破損「鍵がかからない」状態に
今回の台風では、多くの学校施設が避難所として稼働しました。そんな中、学校内トイレを利用した避難者から、「利用しづらい」「入るのをためらう」など、利用者目線からの意見要望が聞こえてきました。調べてみると、今では見かけなくなったアコーディオンカーテンの扉がトイレ個室で使用されているばかりか、その扉が激しく破損し、鍵がかからないといった状態であることが判明しました。また、和式トイレが多く、足腰の悪い方や小さなお子様を連れた保護者の方から使いづらさを指摘する声や、近くに多目的トイレがなく車いす利用者が移動を余儀なくされたケースもあったといいます。
今回の質問で、幸区内では11校でアコーディオンカーテンを使用し、そのうち3校で破損があったことが判明しました。市は破損があった箇所については「速やかに修繕する」と述べ、令和4年度までに洋式化などの快適工事を完了、さらにアコーディオンカーテンについても引き戸等への改修を行うとしました。
これを受け、早期に調査を行い、計画や回収の前倒しなどの対応を要望しました。
古市場小の雨漏りを改善区内の他校も早期改善を
避難所である学校施設における雨漏りも指摘し改善を求めました。古市場小学校では、暴風で体育館の屋根の一部が破損し、校舎では複数箇所で雨漏りが発生、その対応について尋ね、体育館の修繕は既に完了し、校舎についても12月中に修繕を終えることが答弁されました。
台風以前より雨漏りしていた学校施設もあることから、修繕を早期に行うよう要望しました。
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5月3日
4月26日