神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2020年6月19日 エリアトップへ

鹿島田駅周辺 ポイ捨てに地域困惑 住民や商店会が対処

社会

公開:2020年6月19日

  • LINE
  • hatena
鹿島田駅そばでゴミ拾いをする小林さん
鹿島田駅そばでゴミ拾いをする小林さん

 幸区のJR鹿島田駅前のポイ捨てに地域商店主や近隣住民が頭を悩ませている。

 鹿島田駅東口側の階段から西口側のエレベーターに行くまでの一帯は顕著な場所。同地区でゴミ拾いを行っている地元住民の小林理絵子さんによると、汁が残ったままのカップ麺容器、弁当くずが入ったビニール袋などが落ちているという。「特に土日が多く、掃除しても次の朝は元通り。夜、酔った人が捨ててしまっているのでは」と推測する。

 鹿島田駅周辺から新川崎駅にかけての一帯は2015年、川崎市の「散乱防止及び路上喫煙防止の重点区域」に指定され、ポイ捨てをすると2000円の過料が課せられる。近隣の商店会によると、重点区域に指定されてからしばらくはゴミが減ったという。しかし1年ほど前から飲食店などの入口にタバコの吸い殻が捨てられはじめ、商店会は注意喚起のポスターを掲示するなどして対策を講じてきた。

 市減量推進課の担当者によると、ポイ捨てについて市民から寄せられる相談は市全域で年間十数件ほど。同地区は生活環境事業所や区の職員が4カ月に1回ほど定点調査を行い、状況に応じて清掃している。一方で、限られた人員での巡回は限度があると話し「ゴミは出した人が捨てるもの。地道なモラル向上が必要」と強調。小学校や町内会でゴミ問題についての講座を行うなど、啓発活動にも力を入れる。

 地域商店主の竹内尚美さんは「いつか鹿島田で清掃グループを立ち上げられたらという声もあります。きれいな町に保てば、ゴミを捨てる人もいなくなるはず」と語る。

散乱防止及び路上喫煙防止の重点区域
散乱防止及び路上喫煙防止の重点区域

川崎区・幸区版のローカルニュース最新6

「ばら苑の歩み伝えたい」

「ばら苑の歩み伝えたい」

ボランティアがCF挑戦

5月21日

トライアスロン練習会

中原区で

トライアスロン練習会

5月26日 テーマはランニング

5月18日

小4で「かわ検」に合格

市内在住中谷さん

小4で「かわ検」に合格

最年少合格の兄に続いて

5月17日

赤ちゃんロボを寄贈

赤ちゃんロボを寄贈

市内企業が保育所などに

5月17日

「消滅可能性」は6自治体

人口戦略会議

「消滅可能性」は6自治体

「持続」は葉山町と開成町

5月17日

台湾被災地へ義援金

台湾被災地へ義援金

川崎建設業協会

5月17日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook