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川崎区・幸区版 公開:2020年9月25日 エリアトップへ

裵さん、山内さん受賞 川崎市文化賞、社会功労で

社会

公開:2020年9月25日

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 川崎市は9月15日、市の文化の向上と発展を目的に貢献した人や団体に贈る川崎市文化賞の受賞者を発表した。川崎区・幸区関連では社会功労賞に裵重度(ペェチュンド)社会福祉法人青丘社理事長と山内典明川崎市歯科医師会会長が選ばれた。

市内6人1組選ばれる

 今年度で49回目となる川崎市文化賞は同賞のほか、社会功労賞、スポーツ賞、若手に贈られるアゼリア輝賞がある。今年は教育や芸術、スポーツ、社会福祉など各分野で功績を残した6人1組が選ばれた。

 社会福祉法人青丘社理事長を務める裵さんは、川崎市ふれあい館の設立に尽力し、1990年から2010年まで館長を務めた。マイノリティーの人権保障に視点を据え、実践を展開した。受賞を受け裵さんは「自分たちの仕事を一生懸命やったことが、先駆的な取り組みとなった。市行政の関係者をはじめ、地域町会、商店街、学校、大学の先生方との出会いや苦労を共にしてきたふれあい館、青丘社、地域への奉仕活動を生み出す母体となった在日大韓基督教会川崎教会、そして全ての方々と喜びを分かち合いたい」と話す。

 山内さんは、もとき歯科医院の院長の傍ら、2015年から川崎市歯科医師会会長を務める。障害者や高齢者、妊婦を対象にした歯科診療、休日診療体制の構築など地域歯科診療体制の整備に力を尽くしたことが評価された。山内さんは「川崎市歯科医師会の役員を20年近く続けてきたので、賞をとれたのも役員の先生方のお力があってこそ。歯科医師会では互いに支え合うことで、ここまでやってこられた。今後は歯科保健医療の一元化をできるような条例作成に取り組み働きかけていきたい」と語る。

 贈呈式は10月29日、川崎市国際交流センターで行われる。受賞者は次の通り(敬称略)。【文化賞】宮田進(元認定NPO法人教育活動総合サポートセンター理事長)/若宮崇令(元川崎市青少年科学館館長)/伊藤多喜雄(民謡歌手)【社会功労賞】裵重度(社会福祉法人青丘社理事長)/山内典明(川崎市歯科医師会会長)【スポーツ賞】川崎ブルーソックス(古希軟式野球チーム)【アゼリア輝賞】本田奎(プロ将棋棋士)
 

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