神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2020年10月23日 エリアトップへ

NPO団体 「やってみたい」後押し 東田公園活用で地域つなぐ

コミュニティ社会

公開:2020年10月23日

  • LINE
  • hatena
公園から地域活性を目指す溝井さん
公園から地域活性を目指す溝井さん

 「東田公園でやってみたいこと、応援します」。そんなユニークなプロジェクトが始動した。イベントを考えているが、様々な課題を抱える団体同士を引き合わせ、新たな催しを作り上げるというもの。主催するNPO法人「姿勢教育の孝心会」(溝井直孝理事長)は「街に一体感をつくりたい」と意気込む。

 「やってみたいができる東田公園まちびらきプロジェクト」と銘打った取り組みは、川崎区役所との協働事業。溝井さんが理事長を務める孝心会は3年前からコミュニティーハウスの管理運営に携わる。溝井さんによると、かねてから公園を使って「盆踊りをやりたい」「クリスマスイベントを開きたい」といった相談が寄せられていた。ただ、「単独で開催するには資金がない」「スタッフが足りない」といった理由から、なかなか実現に至らなかったという。「こうした団体同士をつなぎあわせれば、新たな地域活性につながるのでは」と溝井さんはプロジェクトを思いついた。団体同士をつなぎあわせ、イベントの実行委員会のようなものを立ち上げたり、行政関係との手続きなどのサポートを行っていく。また、商店街や町内会を巻き込んだ取り組みにも着手する。

 公園は川崎駅東口の繁華街の中という好立地。ただ、日中でも酔っ払いなどの姿も見られ、「あまりいいイメージを持たれていなかった」と溝井さん。公園を使った大きな催しも年に1回程度しかないため、このプロジェクトを通じた新たな賑わい効果をも願う。川崎区の担当者も「地域活動を行う上での困りごとの相談窓口や、イベントを通して複数団体をまとめるコーディネーターとなってほしい」と期待を寄せる。

 第一弾として10月31日(土)にはコロナに勝つ体になるために免疫力アップをテーマにした「身体のミカタ」を開催する。また、11月3日(祝)には関連イベントとしてレゲエ・ヒップホップなどストリート文化を発信する「カワサキSTCULFES2020レゲエパーク」が開催される。
 

川崎区・幸区版のトップニュース最新6

女性議員16人が連携

川崎市議会

女性議員16人が連携

課題共有し、政策提案へ

5月3日

「想定超」の4万7000人

川崎市健康アプリ

「想定超」の4万7000人

企業活動、口コミで拡大

5月3日

川崎区版SDC始動

川崎区版SDC始動

地域課題解決へ

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

歌で市制100年盛り上げ

地元演歌歌手吉村明紘さん

歌で市制100年盛り上げ

新曲『KAWASAKI』で

4月19日

かこさんのプレート披露

幸区

かこさんのプレート披露

ゆかりの公園で活動紹介

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook