神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2021年2月19日 エリアトップへ

【Web限定記事】東海道川崎宿 地域一体で開設400年へ 関係地区の活性化図る

コミュニティ文化

公開:2021年2月19日

  • LINE
  • hatena
旧東海道の街並み
旧東海道の街並み

 東海道川崎宿が宿場として開設されてから400年を迎える2023年に向けて、プロジェクトの企画立案や実施を担う組織「川崎宿起立400年プロジェクト推進会議」が2月5日に川崎区で発足した。52の地元企業や団体が参加し、地域一体で節目の年を盛り上げる。

 川崎区は来年度予算案で「地域資源を活かしたまちづくりの推進」に約2147万円を計上。同推進会議を歴史、文化資源を活かしたイベントなどを行う中核組織として位置づけ、地元へのさらなる愛着と誇りを育む取り組みを進める。

 現在は「400年記念ロゴマーク検討」「まちなみ検討」「東海道川崎宿スタンプラリー」などのプロジェクトがあり、メンバーは関係するものに参加し具体的な手法などを協議しながら実施していく。プロジェクトは適宜追加されるという。

 川崎区ではこれまでも、開設400年を盛り上げる機運を高めようと、諸団体が様々な取り組みを進めてきた。2002年度には「東海道川崎宿2023いきいき作戦」を取りまとめ、市民の提案から拠点や街並みの整備、名産品開発など具体的な取り組み案を示している。15年からは川崎宿が発祥の地とされる三角おむすびにちなんだレシピコンテストやイベントなどを開催している。

 区は、地域一体でより包括的に取り組みを進めるため、18年度に「基本的考え方」を策定。これに基づき、同推進会議が立ち上げられた。江戸時代に同宿に立ち寄る人が大師詣りをしていたという歴史もあることから、参加団体を大師地区の関係者まで広げた。多彩なメンバーが連携することで、より効果的に同宿周辺や関係地域の振興を図りたい考えだ。会長を務める鬼塚保さん(川崎駅広域商店街連合会会長)は「点や線だった関係を、面として広げながら会員の力を結集して地域活性化につなげたい」と話す。

52企業・団体が加盟

 設立時点での加盟団体・企業は以下の通り(五十音順)。▽旭町一丁目町内会▽旭港町内会▽砂子1丁目町内会▽砂子二丁目町内会▽一般財団法人川崎沖縄県人会▽稲毛神社▽小川町町内会▽小川町通り会▽株式会社岩田屋▽株式会社東照▽川崎砂子会協同組合▽川崎銀柳街商業協同組合▽川崎区中央地区連合町内会▽川崎幸ロータリークラブ▽川崎市中央観光協会▽川崎市東田商店街商業協同組合▽川崎宿インバウンド研究会▽川崎小学校同窓会▽川崎商工会議所▽川崎新宿青年会▽川崎信用金庫▽川崎大師表参道商業協同組合▽川崎大師観光協会▽川崎大師仲見世通会▽川崎平和通商店街振興組合▽川崎地区ホテル連絡会▽川崎中央ロータリークラブ▽川崎東ライオンズクラブ▽川崎マリーンロータリークラブ▽川崎ライオンズクラブ▽川崎ロータリークラブ▽川崎駅広域商店街連合会▽京浜急行電鉄株式会社▽公益社団法人神奈川県宅地建物取引業協会川崎南支部▽公益社団法人全日本不動産協会神奈川県本部川崎支部▽下並木町会▽たちばな通商店街振興組合▽チネチッタ通り商店街振興組合▽東海道BEER川崎宿工場▽東海道GLASS▽東海道川崎宿2023▽東海道かわさき宿交流館▽特定非営利活動法人かわさき歴史ガイド協会▽日進町町内会▽東日本旅客鉄道株式会社川崎駅▽ホテル縁道▽ホテルメトロポリタン川崎▽本町二丁目町内会▽本町2丁目東町内会▽宮前町町内会▽宮本町町内会▽若宮八幡宮
 

川崎区・幸区版のトップニュース最新6

川崎区版SDC始動

川崎区版SDC始動

地域課題解決へ

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

歌で市制100年盛り上げ

地元演歌歌手吉村明紘さん

歌で市制100年盛り上げ

新曲『KAWASAKI』で

4月19日

かこさんのプレート披露

幸区

かこさんのプレート披露

ゆかりの公園で活動紹介

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

誘客拡大のヒント探る

川崎商議所

誘客拡大のヒント探る

スポーツ、観光事業者が意見交換

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月30日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook