市立川崎高校(川崎区中島・高井健次校長=当時)で高校生の社会奉仕クラブ・インターアクトクラブ(IAC)が結成され、3月26日に同校で結成・認定状伝達式が行われた。川崎ロータリークラブ(RC・市川洋治会長)がスポンサークラブとしてサポートを行い、地域からできる奉仕活動に取り組んでいく。
メンバーは新2年生の米山春帆さん、林明希さん、本田とあさん、畑花梨さん。4人は昨年、グローバルな視点に立ち、ローカルで出来る活動を行う、市川(市立川崎)グローカルクラブ(IGC)を立上げた。生徒たちの異文化理解を深めたい、国際支援をしたいという思いと、RCが推し進める国際貢献・支援の理念が合致することからIACとIGCのジョイントが実現した。
IGCはこれまでにラオスの人形劇をしている人を招き、自分たちでも体験したり、韓国料理店を訪問して韓国の食文化について学び、模造紙にまとめ学校に提出するといった活動をしてきた。今後は着なくなった子ども服を回収し、難民などの服を必要とする人たちに届ける「”届けよう、服のチカラ”プロジェクト」を全校に呼びかけるという。
川崎RCの市川会長は「考えていることを遠慮なくぶつけてもらえれば、皆さんのやりやすいようにお手伝いする。地域から世界に貢献できる、その心を育てていただきたい」とエールを贈った。
会長の米山さんは「食文化の学びを続けていきたい。いろいろな社会奉仕活動があると思うので、積極的に参加していきたい」と意気込みを語った。
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