フラをはじめとしたハワイ文化を通じ、地球環境などを考えるイベントが7月2日(土)、川崎区殿町で開かれる。自然との共存を大切にしてきたハワイアンの精神を知ってもらいたいとの思いから、幸区にゆかりのある姉妹が中心となって企画し、準備を進めている。
イベントは、ミイラニ・Y・クーパーさんが実行委員長を務め、妹の金内一美さんらが支える。2人は幸区で幼少時から成人まで過ごした。姉はその後、ハワイに渡り、フラ指導者として活躍。「クムフラ」と呼ばれるハワイ文化継承者の称号も持つる。妹は、姉が主宰するフラスタジオの日本側の代表として、幸区中幸町で教える。
「HULA choose you. in Kawasaki KINGSKYFRONT(フラ・チューズ・ユー イン カワサキ キングスカイフロント)」と銘打ったイベントは、川崎市や殿町地区まちづくり協議会、外務省、ハワイ州観光局などが後援する。名称を日本語訳すると「あなたは縁あってフラをやっている」で、金内さんによると、フラ本来の意味合いがあるという。「エンターテイメントだけではない、自然との調和を大事にするハワイアンの一部のフラをイベントを通じて知ってもらいたい」という。
開催当日は、フラショーや音楽ステージ、ラウハラ編みやハワイ語といったワークショップなどを予定。ハワイの環境団体へ売り上げの全額を寄付するTシャツの販売などを行う。金内さんは「枯れ落ちた植物を使った工芸品は、自然のものはすべて有用というハワイアンのメッセージが込められている」と語る。会場は東急REIホテルガーデンと殿町第2公園で午前10時から午後5時。雨天決行。入場料は無料。詳細はフェイスブック(https.//www.facebook.com/HCY.kawasaki)を参照。
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