川崎市議会
女性議員16人が連携
課題共有し、政策提案へ
5月3日
身近な通学路や生活道路、遊び場に潜む危険箇所を見つけ出す「安全マップ」づくりが7月29日、田島老人いこいの家(川崎区田島町)で行われた。参加者は川崎臨港警察署署員や同署スクールサポーターのアドバイスを受け、犯罪や事故の起こりやすい箇所を探し、確認した。
「地域とつながれ 安全・防犯マップ!!」と銘打った催しは、田島こども文化センター(川崎区田島町/平工順一館長)が主催。この日は同センターに子どもたちのほか、地元町会の関係者や老人いこいの家の関係者らが参加した。
参加者は「落書きやごみがある公園」「高い塀や生垣のある場所」「『悪い人』が潜んでいるかもしれない駐車場やショッピングセンター、駅」など、犯罪が起こりやすい場所を映像で学んだ後、マップづくりに取り組んだ。
田島こどもは文化センターや老人いこいの家周辺の地図がプリントされた模造紙に向き合った参加者は「危険箇所」と「安全箇所」を見つけ出し「ふせん」を貼り付けた。人通りの少ないマンションの裏側や大型ショッピングセンター、自動車のたくさん通る場所などに危険箇所を示す水色のふせんを貼り付けた。「こども110番」の施設や「何かあったときに尋ねることができる店」には、安全箇所としてオレンジ色のふせんを貼付した。
その後、同センター近くにある田島ふれあい公園や姥ケ森公園などを探索。「夜間の公園などは注意したほうがよい」と、黒澤一明田島町町内会会長が子どもたちに助言する光景も見られた。
催しを終え、参加した2年生の児童は「曲がり角や車の往来のある所は、一度止まって左右確認をするなど気を付けなければならない」と語った。同センターでは、作成した地図をさらに手を加えて完成させていくとしている。
「まちの見方変わる」
川崎臨港警察署生活安全課の渡部勝利警部補は「安全マップ」の作成の意義について「普段遊んでいる時とは違うまちの見方がができる」と語る。身近な場所には様々な危険箇所があるとし「夏休みの自由研究にも役立つ。家族でマップ作りに取り組んでもらえれば」と呼びかける。
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5月3日
4月26日