川崎市は、地域福祉や住民自治の振興発展に優れた功績を残した人を表彰する「第30回川崎市自治功労賞」の受賞者を発表した。今年度は９人が受賞し、川崎区は金井岩次（いわじ）さんと江口佐一郎さん、幸区は佐藤忠次さんが選ばれた。
金井さん、江口さん、佐藤さん
金井さんは１９９８年（平成10年）から２０１３年（平成25年）、２０１４年（平成26年）から現在まで川崎区大島３丁目町内会会長として活躍。公園花壇の整備をはじめとした美化活動にも尽力し、春に桜川公園で開催される「おおひん祭り」実行委員長も務めた。温和な人柄と円滑な組織運営に定評がある。
江口さんは２００７年（平成19年）から２０１７年（平成29年）まで川崎区小田五六町内会会長。小田地区町内会連合会会長や川崎区連合町内会理事などを歴任し、住民自治振興と発展に貢献した。地域美化活動に取り組むほか、川崎防犯協会副会長や小田地区社会福祉協議会副会長などの分野で力を発揮した。
佐藤さんは２００２年度（平成14年度）から現在まで幸区戸手本町２丁目町内会会長。幸区交通安全対策協議会委員、幸区自主防災連絡協議会理事などを歴任。幸区社会福祉協議会会長、川崎市社会福祉協議会会長や幸区文化協会会長として、福祉コミュニティーづくりや市民文化の向上にも力を尽くす。
川崎区、幸区以外では、樗澤正雄さん（中原区・中丸子東町会）▽森幸男さん（高津区・久末町内会）▽田中利男さん（高津区・梶ヶ谷４丁目町内会）▽鈴木市藏さん（宮前区・平日影自治会）▽村上能立さん（多摩区・中野島多摩川自治会）▽中島泰己さん（麻生区・万福寺町内会）――の６人が受賞した。
贈呈式は２月13日午後４時15分から中原区の川崎市総合自治会館で行われる。
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