京急電鉄(東京都港区・原田一之取締役社長)は今月3日、大師線の東門前駅〜小島新田駅間の地下運行を3月3日から開始すると発表した。「産業道路駅」の駅名は当面維持される。
京急大師線は川崎市の都市計画として交通渋滞の緩和、踏切事故の解消、騒音、大気汚染などの環境改善を目的に地下化が進められてきた。
2006年に始まった工事は、この度、1期工事の東門前駅〜小島新田駅間が終了となる。3月3日の地下運行開始に伴い東門前第3踏切道、産業道路第1踏切道、産業道路第2踏切道が除去され、踏切に遮断されることなく通行が可能となる。東門前第2踏切道は電車が地下に入る位置にあるため、当初は通行不可となるが、来年9月を目途に線路をまたぐ橋がかけられる予定。東門前駅〜鈴木町駅間は引き続き工事が行われる。
産業道路駅名変更は1年以上先
地下化に伴い産業道路駅プラットホームも地下に移動となる。京急は同駅が産業道路と隣接しなくなることから9月に駅名を変更することを発表し、駅名を公募。新駅名の発表は来春で実際に変更となるのは、それから約1年後の予定。産業道路駅の他、駅名募集には1119件の応募があった。
川崎市と京急電鉄は産業道路駅の地下ホームやトンネルを見学できる「地下トンネル開通イベント」を1月26日、27日に開催する。詳しくは川崎市ホームページで。
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