神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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4月1日付で緑区長に就任した 北村美仁(よしひと)さん 寒川町在住 56歳

公開:2014年4月10日

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現場第一「真摯・誠実に」

 ○…「広いエリアで水源や都市環境を持つ区。運営の難しさがあるんだろうなという印象でした」。4月1日付の異動を告げられた際、そう感じた。前任は資源循環部。11年近く廃棄物関係の仕事にあたっていた。現場に出ることも多く、自治会の人たちと触れ合うことも多かった。「地域の人と向き合うことを忘れず、ひたむきに」。区長となった今もそのスタンスは変えず、現場第一主義で区政に取り組む方針だ。

 ○…「区民が安全・安心に、そして心豊かに暮らせるようなサービスをしていこう」。区長就任後、職員にそう伝えた。区民が主役。その区民の声に耳を傾け、生活のサポートをするのが行政の仕事であり、ひいては区役所の機能強化、拡充に繋がるからだ。信頼される窓口に、信頼される職員に。その思いから出た言葉だった。「真摯に・誠実に」を信条に、区長として、自らも地域の人たちと近い場所で仕事に取り組んでいく意向だ。「地域の皆さんと協働して、魅力あふれるまちづくりを行っていきたいですね」

 ○…公務員志望だった学生時代。当時の相模原は成長曲線を描いていた。土地があり、大都市になるポテンシャルはあるものの、インフラの整備が追い付いていない。そこにやりがいを求め、1980年に入庁。以来、ひたすらに職務に邁進してきた。その相模原も今や政令指定都市になり、広域交流拠点都市を実感するほどまでに成長した。緑区が誕生して4年。これからも発展が期待される。今度はその現場に立つ。「この4年間で区としての一体感が感じられるようになってきた。それが続けられるよう努力していきたい」

 ○…「生真面目で融通がきかない性格」と苦笑する。大きな体ながら、それを感じさせない物腰の柔らかさが印象的。「まずは現場で地域の人の声を聴くことから始めたい」。柔和な表情で声に耳を傾ける新区長を区内各所で見る日は近い。

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