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11月12日(土)に講演会を開催する『津久井歴史研究会』の会長を務める 高橋 信之さん 緑区長竹在住 70歳

公開:2011年11月3日

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地域の歴史を正しく後世に

 ○…11月12日の13時から17時まで津久井生涯学習センターで行われる歴史講演会を主催する「津久井歴史研究会」の会長を務める。学者や地域の教育者など18人の会員が月1回三ヶ木の事務局に集まり、地元に眠る古文書などから昔の人口、組織などを調べた成果を発表している。約3年ぶりの実施となる今回のテーマは『江戸・明治時代の三ヶ木村の生活』と『相模湖の若柳村・寸沢嵐村などの組織』の2つ。「講演会は予約の必要はなく入場無料ですので、お気軽にお越し下さい」と呼びかける。

 ○…研究会の設立は昭和34年と古い。会の元会長で、津久井高校在学時の恩師である故高城治平氏に誘われ、会の立ち上げから参加。以来、『築井文化』の発行、講演会、研究発表会など地道な活動を続けてきた。「津久井城跡の頂上にある古城碑に書かれてあるものが事実と違っていることが判明したりしていて、研究会の成果は一定のものがあります」と強調する。

 ○…現在、研究会は3つの大きな目標に向かって活動を行っている。1つ目はポケット版の使い勝手の良い「津久井辞典」の制作。2つ目は南北朝時代、後醍醐天皇の王子・護良(もりよし)親王の妻「雛鶴姫」が妊娠中に追われ、鎌倉から藤野まで逃避行を続けた悲劇のロードの解説付きガイドブックの制作。3つ目は「津久井学検定」の実施だ。「歴史の研究は地道な作業です。後世に津久井の正しい歴史を少しでも伝えていければ」

 ○…今春まで早稲田大学理工学術院の教授を務めた。専攻は都市工学。東京地下インフラの分野では第一人者として知られ、大阪万博や沖縄海洋博、福岡のツインドーム等国家的な計画、バルセロナ五輪など世界有数のイベントにも関わってきた。相模原市内でも、審議会委員として市の都市計画に携わる。「合併しましたが、地元津久井と相模原には愛着が深いので、より良い都市開発して欲しいですね」と話してくれた。
 

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