県立厚木北高等学校野球部(部員数56人)が、横浜スタジアムほかで5月4日まで行われた県高校野球春季大会(主催/県高野連)で、創部以来初のベスト4入りを果たした。この結果を受けて同校は、夏の神奈川大会第1シードを獲得した。
キャプテンの田中宏嗣さん(17)は「昨年はベスト16目前で敗退してしまった。先輩たちの分までとの思いで頑張った結果です。最高の形で恩返しをすることができてうれしいです」と話した。
また、この快挙に就任3年目の猪子善二郎監督は「選手は自分たちが下手だということを自覚している。だから一つひとつを丁寧にやっていて決して横柄なプレイはしない。勝てる試合をしっかりと勝てたというところが大きい」と冷静に話した。
関東大会へあと一歩
また、3日に横浜スタジアムで行われた向上との準決勝は、大量10失点を許し5回コールド負け。同校初、公立校としては7年ぶりの関東大会出場にはあと一歩及ばなかった。
コールド負けしたことについて猪子監督は「ちょっと流れが変わるだけで、コールド負けなんてざらにあることです」と気にしない様子で話した。
夏の大会へ大きな期待
公立校が夏の県大会で第1シードを獲得したのは、平成16年の横浜商、厚木西の2校以来、実に7年ぶりのこと。
周りからの注目が自然と集まる夏の大会へ向けて田中さんは「もちろん、目標は横浜スタジアムにもう一度戻ることです。ただ、向上に10対0でコールド負けをしているような実力。1試合ずつ全力で取り組んでいくだけです」と謙虚な姿勢で話した。
また、猪子監督は「2回戦からということだけ。トーナメントだからどこの学校も負けられない。1試合ずつしっかりと勝つだけです」と力強く話した。
同校野球部の創部は昭和53年。夏の神奈川大会昨年の成績は3回戦負け。過去の最高成績はベスト8。
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