神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

市議選 投票率は過去最低 トップ当選は井上武氏

政治

公開:2011年7月15日

  • X
  • LINE
  • hatena
即日開票作業が行われた
即日開票作業が行われた

 任期満了に伴う厚木市議会議員選挙が7月10日に行われ、開票の結果、28人の新しい顔ぶれが決まった。投票率は、前回を5・55%下回る40・78%で過去最低となった。

 今回の選挙戦は、定数28に対し、現職20人、元職2人、新人11人の計33人が立候補、少数精鋭による激戦となった。当選者の顔ぶれでは、現職全員が当選したほか、元職は1人が再選、新人は7人が議席を確保。返り咲きを目指した元職の竹松俊雄氏は落選した。

 党派別では、民主党と日本共産党が2議席を守った。また、自民党とみんなの党が2議席を獲得、公明党は4、神奈川ネットワーク運動は1に議席を減らした。市民の党は現有議席の1を守った。

 選挙前の予想では、現職で強固な地盤を持つ石井芳隆氏や石井恒雄氏、難波達哉氏ら3人のうちいずれかのトップ当選が予想されていた。しかし、実際にトップ当選を果たしたのは、神奈川県議会議員選挙出馬で知名度を大きく上げた元職の井上武氏で、獲得票数は3506・741だった。

 井上氏は任期途中の今年4月、厚木市議会議員を辞職し、県議会議員選挙に立候補。しかし、告示日直前の出馬表明など準備不足により、次点と410票差の8963票で惜しくも落選。市議会議員再選を目指した今回の選挙戦では、議員定数を28から14に半減するなど、改革を前面に押し出して臨んだ。

 井上氏は「大変厳しい選挙戦でしたが、その中でも市民の皆さんから多くの声援をいただくことができました。これからは市民の皆さんと議会との間にあるギャップを埋めることのできる活動をしていきたいと思います」と話した。

 一方、トップでの当選が予想されていた3人は、石井(恒)氏が3141・204票で2番手、難波氏が2947票で4番手、石井(芳)氏が2933・795票で5番手と、それぞれ上位での当選となった。

 また、3081票を獲得し、全体で3番目、新人候補としてはトップの得票で当選を果たした瀧口慎太郎氏は「皆さんの期待に応えられる市議会議員として働かせていただきたいと思っています。皆様とともに笑顔あふれる厚木市を作っていきたいです」と話した。
 

花束を受取る井上武氏
花束を受取る井上武氏

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

市が子ども向けマップ

カーボンニュートラル

市が子ども向けマップ

「実現には共有必要」

4月26日

買い物弱者へ移動販売

(株)いなげや

買い物弱者へ移動販売

見守りで愛川町と協定

4月26日

健康増進に民間の力

清川村

健康増進に民間の力

地域活性化企業人受入れ

4月19日

公共施設2カ所を木質化

厚木市

公共施設2カ所を木質化

間伐材利用の促進を図る

4月19日

新たな歴史をスタート

厚木王子高等学校

新たな歴史をスタート

校章も発表

4月12日

市の支援で運行移管

コミュニティバス「森の里ぐるっと」

市の支援で運行移管

新車両も導入

4月12日

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook