びっくり！宙に実るスイカ 市内在住の川上さんが緑のアーチを手作り
高さ２メートルほどのアーチにスイカを植えた
暑い夏を快適に過ごそうと、ゴーヤやヘチマなどのツル性植物でつくる「緑のカーテン」が注目されている。市内下川入に住む川上奎子さんは、自宅の庭にスイカを使った緑のカーテンならぬ”緑のアーチ”を作った。まだ十分に日除け効果があるほどに育ってはいないが、まん丸いスイカが宙に実り、一風変わった涼しさを演出している。
アーチは、高さと奥行きが２メートル、幅50センチメートルほど。両側からスイカがツルを伸ばし、大小合わせて６つほど、大きいもので直径20センチメートルの実がなっている。
川上さんがスイカの苗を植えたのは、今年の５月末。テレビの園芸番組で見たのをきっかけにアーチに這わせる栽培方法に挑戦。30センチメートルにも満たなかった小さな苗は、１カ月ほどで２メートルのアーチの一番高い所に届くまで育っている。
「実がなって嬉しいです。まだ小さいものがあるので、大きくなって食べるのが楽しみ」と川上さん。近所の子どもたちにも評判で、「小学校などでもスイカの苗を使って緑のカーテンを作ると子どもたちが喜ぶかもしれない」と話した。
来年は、さらに倍の長さにアーチを伸ばし、夕涼みができる空間にしていきたいのだとか。
長年、庭づくりが夢だった川上さん。昨年自宅の隣の敷地を購入して、庭づくりを開始。今では、スイカの他にもセルビアやカンパニューラ、ゼラニウム、ひまわりなど色とりどりの花が咲きほこっている。
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