厚木市文化会館で7月18日(祝)、厚木合唱連盟(飯塚正道理事長)による第30回厚木合唱祭が行われる。30回目の節目を迎えた今年は、一昨年の連盟創立30周年を記念して作られた委嘱組曲を初演する。
今回の合唱祭は、第1部では連盟所属の各団体が合唱を披露。その後、第2部として記念組曲「よかったなあ」を女声合唱・児童合唱・混声合唱で披露する。
この組曲は、連盟設立30周年の2009年に100歳を迎えた詩人のまど・みちおさんの詩に、作曲家のなかにしあかねさんが曲をつけ、今回のために作成したもの。まどさんの詩を選んだ理由について、飯塚理事長は「100歳までいつまでも元気に歌いたい、という意味を込めて使わせていただきました」と話す。
組曲全体のテーマは「美しい地球の中で生まれ育って『よかったなあ』」という自然への感謝の気持ち。連盟の会員がまどさんの詩からいくつかを選び、なかにしさんが「よかったなあ」のほか、「ケヤキ」など4つの詩に曲をつけた。
30年の集大成に
厚木合唱連盟は市内の団体同士の交流や技術向上などを目的に、1979年に設立された。現在は19団体・約350人が所属している。主催する合唱祭のほか、市民芸術文化祭でも毎年公演を行っている。市制50周年の際には近隣市の有志と共に記念合唱団を結成し、厚木交響楽団の演奏でベートーベンの「第九」を歌った。
飯塚理事長はこれまでを「山あり谷ありで続けてこられた。今後は様々な年代の人に加わってもらい、1000人で歌うのが目標」と振り返る。18日の合唱祭は、これまで歩んだ30年の集大成となる。
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