7月24日(日)の地上デジタル放送完全移行まであとわずか。厚木市の移行状況はどうなっているのか。市や放送事業者らに話を聞いた。
総務省が今年3月に発表した全国の地デジ世帯普及率は94・9%(調査日は昨年12月)。神奈川県内は94・7%と、ほぼ全国平均の数値だ。厚木市に問合わせたところ、市では地デジ世帯普及率について把握していないという。また、市内では2ヵ所ほど難視聴地域があったが、すでに対応を済ませている。
地デジ移行に伴い、厚木のケーブルテレビ「厚木伊勢原ケーブルネットワーク(AIC)」の加入者に変化はあるのか。同社の担当者によれば、4〜6月の加入者は前年比30%増。ただし光回線での視聴サービスに切替え解約する人もおり、大幅な加入者増にはなっていないようだ。なお、厚木市の世帯数は9万2946世帯(7月1日現在)。AICの加入者は約4万2千世帯だという。
飲食店も対応に苦慮している。市内長谷のラーメン店は、店内のアナログテレビに先週チューナーを設置した。だが、アンテナ位置の関係で一部のチャンネルが受信できないという。同店の店主は「完全移行後に対策を考えるつもり」と話した。
地デジ化による市民の悩みに応えるため、市は8月26日(金)まで、市総合福祉センター(中町1-4-1)
に臨時相談コーナーを設置。デジサポ神奈川(総務省神奈川県テレビ受信者支援センター)の職員が常駐し、市民からの質問に答えている。相談は無料。デジサポ神奈川の担当者は「現在地デジが見られる地域でも、電波障害の影響で近隣施設から電波を受けている場合、24日以降電波の提供が打ち切られ、放送が見られなくなるケースがある」と注意を呼びかける。該当世帯にはすでに通知が届いているという。
また、世帯全員が市町村民税非課税の世帯などへ、チューナーの無償給付も行っている。時間は土・日を除く午前9時から午後5時(7月は土・日も対応)。詳しくはデジサポ神奈川【電話】045(345)0110へ。
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