突然起こる水質事故に備えて 県央地域県政総合センターが対応訓練
河川への油の流出や魚の大量死などの水質事故を想定した対応訓練が7月14日、市内の才戸橋付近で行われた。
この訓練は、神奈川県県央地域県政総合センターが主催したもの。突発的な河川の汚濁に対して、主に行政機関の職員のスキルアップ、地域における連携体制を強化することを目的にしている。相模川水系での水質事故の防止は、平成23年度の県央地域重点事業とされている。
当日は、管内市町村、水道事業者など33機関の関係者、46名が参加し訓練を行った。具体的には、有害物資の流出事故を想定した採水、簡易水質検査、魚死亡事故を想定した死亡魚の回収、油流出事故を想定したオイルマットの設置を行った。現場では、それぞれ専門家が水の検査方法やオイルマットの設置方法を指導した。
また、この日は研修会も行われ、過去に実際起きた水質事故への対応事例の発表や意見交換を行った。
参加者からは「死亡魚の回収や、オイルマットの経験がないため訓練が参考になった。今後の業務に役立てたい」「実際に起きた水質事故の対応例の紹介が参考になった」などの声が上がった。
同センター環境部環境保全課の鷺山享志課長は「県央地域は水源の相模川がある大切な地域。万一、水質事故の起こった時に、被害や影響を最小限に抑えることができる体制整備や職員のレベルアップなどをしっかりと行っていきたい」と話した。
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4月19日