下古沢 老人憩の家 建て替え完了 明日14日（土）供用開始
地域住民の交流の場として活用される下古沢老人憩の家
昭和47年に建築され、施設の老朽化にともない建て替え工事を行っていた市立下古沢老人憩の家（下古沢６５８）が、このほど完成した。明日14日（土）午前10時から市長や副市長をはじめ関係者たちが参加して竣工式を行い、供用を開始する。事業費は約９６６３万１０００円。
老人憩の家の建て替えは市内で３館目。完成した施設は木造平屋建てで、延床面積２３３・03平方メートル。間仕切りを可動式にした大会議室・小会議室をはじめ和室や給湯室などを完備。さらに、神奈川県みんなのバリアフリー街づくり条例に適合したバリアフリー化や、多機能で誰でも利用できる「みんなのトイレ」も設置されている。
市福祉部高齢福祉課は「建て替えにあたって地元の方の意見も聞いて建設した。高齢者をはじめ、幅広い地域の方に利用して頂き、世代間交流や地域コミュニティに役立てて頂きたい」などとコメントした。
市内に41館
老人憩の家は、地域における高齢者の教養向上と健康増進、地域住民の相互交流の促進を図るための拠点施設。市内に同様の施設が41館あり、それぞれ地域住民の代表者らによる委員会で管理されている。築年数が古い施設は下古沢以外にも数カ所あるが、同課によると次の建て替え計画は現段階で未定だという。
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