愛と情熱の爺ぃじいバンド ステージデビューめざして特訓中
おやじバンドよりも年を重ねた"爺ぃじいバンド"が、武道館ならぬ文化会館のステージめざして練習中―。市内外に住む60歳以上の音楽好きが中心となり、厚木を拠点に活動するバンド「デルプラード」を結成した。
代表の馬場徹さんによれば、バンド結成のきっかけは昨年9月。タクシーの運転手として高齢者の乗客と会話を交わすうちに「家にいても楽しみがなく、やることも特にない」という声の多さに気付いた。「お年寄りのために何か楽しくやれることがあれば」と考え、思いついたのが音楽。かつてグループサウンズ全盛の時代に自身も音楽に興じていたこともあり、同世代によるバンドを考えた。
メンバーは馬場さんがほぼ1人で集めた。知り合いの繋がりを頼りに、楽器経験者と知れば直接自宅を訪れ直談判。何とか人数は集まったが、メンバーの相次ぐ入院などで活動休止状態に。今年から改めて活動を再開し、公の場での演奏を目標に練習を続けている。
バンド名の「デルプラード」はラテン語で「遊歩道」を意味する。キャッチコピーは「愛と情熱の散歩道」だ。メンバーは現在約10人。61歳から上は81歳までで、平均年齢は約70歳。音楽経験者が主だが、中には楽器初挑戦のメンバーも。楽器はギターやドラムのほか、サックスやフルート、トランペットなど。
普段はヤングコミュニティセンターや市内の貸しスタジオなどで、練習会を月に2回行っている。練習では皆いきいきした表情で演奏しているが、目下最大の悩みは「曲の終わりまで息が続くかどうか」。
演奏曲は昭和の歌謡曲やラテンなど。「まだまともに演奏できる曲は数えるほど」というが、すでに地域の祭りなどから出演依頼が来ている。最大の目標は、敬老の日に文化会館でお年寄りに向けて演奏すること。「お客さんと一緒になって演奏をしたい」と馬場さん。現在メンバーを募集中。問合せは【携帯電話】090・2452・3166馬場さんまで。
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4月19日