厚木中央公園西側の交差点にかかる「厚木第一歩道橋」が、今年度中に撤去されることが分かった。1970年の設置以来、市民の通行や子どもの通学路として安全を支えた歩道橋が外され、新たに横断歩道が整備される。
第一歩道橋の撤去は、市が進めるバリアフリー化整備の一環。歩道橋が老朽化していることも理由の一つ。
撤去される歩道橋は、ベビーカーを押した歩行者などが渡れない。また、歩道橋や横断歩道を利用せずに車道を横切る「乱横断」をする人が後を絶たず、交通安全上問題になっていた。
歩道橋がかかる交差点を含めた本厚木駅周辺は、国土交通省が2005年3月に指定したスーパーモデル地区にあたる。そこで、市は本厚木駅と厚木市立病院を結ぶ市道(本厚木松枝線)を特定路線に位置づけ、バリアフリー化や無電柱化を目的にした整備をしてきた。
交差点の改良工事は、歩道橋を管理する神奈川県や警察、地元自治会などとの協議が整ったため実施する。予算は約5000万円。
まず、バリアフリー対応の歩道を整備し、交差点の4方向に歩車分離式信号機がついた横断歩道を設置する予定。供用を開始した後に、歩道橋を撤去する。
また、本厚木駅北口から市立病院に向かう車線の交差点手前に左折専用レーンを追加し、3車線に変更するほか、交差点周辺で右折禁止や一方通行の変更など、交通規制を変える(図参照)。
市は今年秋に工事を発注する。市道路部道路整備課によると、歩道橋の撤去は年明けを予定し、工期は2月末日としている。
夜間工事の実施や交通規制の変更などもあることから、同課では案内看板や市広報、ホームページなどで内容を周知していく。
同課の相澤正利課長は「今後、交通規制が変わると、不便と感じる方もいるかと思います。安全を一番に考えていることなので、ご理解を頂きたいと思います」と話した。
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