“相棒”のバイクを披露する下方さん
藤塚中学校（曽田高治校長）で１月31日、道徳講話会が開催され、同校２年生の１７９人が参加した。
同会は社会で活躍する卒業生らの人生や仕事、社会活動に触れ生徒に生き方や考え方を学んでもらおうと毎年実施されている。今年は初めて５人の講師を招き、クラスごとに授業を行った。
講師の一人で同校の卒業生の下方純代さんは、トライアスロン選手。世界一過酷なレースと言われている「佐渡国際トライアスロン」に出場し、完走してアストロマンの称号を手にした実力者。実業団の駅伝ランナーとして社会に出たものの怪我で競技を断念し、トライアスロンに挑戦した経験と心情を披露した。「目標を持ってチャレンジすれば、道は自ずと開けてくる」と子どもたちに呼びかけた。
生徒は「すごい先輩がいて、自信が持てるようになった」と話した。
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