厚木市が現在策定を進めている「公共施設の最適化基本方針」と「中心市街地の公共施設再配置計画」について、市民との意見交換会が2月9日、市役所本庁舎で開かれた。この日は、市が当初用意していた120部の資料が無くなるほどの「予想を超える参加者」が訪れ、関心の高さをうかがわせた。
市の公共施設は人口が増加した昭和40年代から50年代に整備されたものが多い。今後、老朽化が一斉に進み、近い将来集中的に更新時期を迎えると財政を大きく圧迫することが予測されることから、市は持続可能な市民サービス提供等のために公共施設の「最適化」を検討。その中で特に早期に取り組むべき課題として、本厚木駅周辺の中心市街地にある18の公共施設の再配置について検証してきた。
この日は市がまとめた最適化基本方針骨子と検討委員会が提言した中心市街地の公共施設の方向性を中心に、市の担当者が説明。市が取得し整備を進める(仮称)あつぎ元気館(旧厚木パルコ)に、勤労福祉センターや郷土資料館の一部展示機能など7施設が集約・移転する提言がされていることから、元気館の基本計画なども情報提供された。
その後、市民が発言する時間が設けられ、「市民サービスとして中心市街地にどういうものがあったら良いのか議論を深めてほしい」「駐車場を利用する人のことを考えて引き続き検討して」「50年先を考えた計画を立てて」などといった意見が上がり、予定時間を約1時間超過して終了した。
市は今後、交換会で上がった意見などを参考に基本方針をまとめ、2月下旬にパブリック・コメントを実施する予定という。
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