劇中、古代の戸室に迷い込んだ児童たち
戸室小学校（井上桂校長）の６年生児童86人による創作劇『戸室の丘〜仲間とともに歩んだ日々〜』の「卒業公演」が３月７日、厚木市文化会館で行われた。
この劇は、昨年度同校であった劇団扉座による演劇教室をきっかけに「表現力を養い、力を合わせて一つのことを成し遂げよう」と企画された。
劇は戸室小で演劇教室中の子どもたちが過去や異世界に迷い込んでしまい、仲間や絆の大切さを学ぶストーリー。古代の戸室・子ノ神村で踊った舞が修学旅行での創作ダンスだったり、思いやりの心を忘れてしまった異世界の戸室小で、洗脳を説く呪文が学年目標だったりと、同校ならではの要素を詰め込んだ。
今年で定年を迎える井上校長は「子どもたちの成長を実感し、うれしく思う」と涙。児童からも「かけがえのない大切な思い出になった」といった感想が聞かれた。
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