【厚木市】永田松丸さん
切り絵を50年
厚木市山際に住む永田松丸さん(82)は切り絵を続けて50年。画材の鉛筆、トレーシングペーパー、カッターナイフを巧みに使い、100号もの大きさの切り絵を描く。中国の切り絵を見て感銘を受け、見よう見まねで始めた。
かつて勤めていた酒類販売会社のメルシャン(株)では、当時ビールや日本酒が主流の中で「ワインをいかにして売るか」に頭をかかえていた。苦難の末思いついたのはワインラベルを自らデザインし、切り絵を載せて販売すること。都内の有名
ホテルやレストランとタイアップし造ったワインは飛ぶようにして売れたという。
今でも「興に入れば1日中描くよ」という永田さん。5月16日から6月18日まで、本厚木バスターミナル地下道の厚木ロードギャラリーで、展示会を行う。
【愛川町】加藤恒夫さん
おもちゃの病院長
加藤恒夫さん(74)は住まいのある春日台で「おもちゃの病院愛川」を開催している。10人のメンバーで、壊れたおもちゃを無料で診断、修理する。活動は週2回。2000年から始めた活動。毎年100個を超えるおもちゃを直している。加藤さんの肩書きは「院長」。メンバーは「ドクター」「ナース」と呼びあう。
春日台自治会館の運営委員をしていたころに結成を打診され、ボランティアメンバーを募りながら、手探り状態で始めた。技術職出身のボランティアメンバーが徐々に集まり、春日台だ
けだった活動の幅も愛川町全体の活動へと広がった。すでに加藤さんにとってはなくてはならない活動。「何があっても病院だけは続けたい」という。おもちゃが直ったときの子どもたちの表情が何よりの楽しみ。
【清川村】岩澤清志さん
清川村文化協会長
岩澤清志さん(76)はカラオケや日本舞踊などを通して会員同士の交流を図る団体「バラエティー清川」の代表。自らは歌謡曲を歌うほか、メンバーが歌うときの伴奏でピアノを弾く。
得意なのは美空ひばりや古賀政男の曲。ピアノ歴は60年以上だという大ベテラ
ン。小学生のころ、暇を見つけてはオルガンを触っていたという。「そんなに鍵盤が好きなら」と紹介されたピアノの先生に習った。
オルガンと違い、ピアノは難しく苦労したというが、カラオケがなかった時代、ピアノが弾ければ周りが歌い出し、楽しんでくれることを知り、音楽への興味をさらに深めた。
今年から、清川村文化協会の会長も務める。メイン行事の青龍祭、文化祭に向けて大忙しだ。
【伊勢原市】福田敏江さん
88歳のハイカー
登山歴80年の福田敏江さん(88)。高度3千メートル級の山は今でも年に2回登る。昨年は日本で3番目に高い奥穂高岳(3190m)や木曽駒ヶ岳(2956m)などに登った。丹沢大山に属する大野山など、近隣の山は毎週のように登る。登山の魅力は青い空と広大な景色、高山植物の美しさ。「決して楽とは言えないけれど、一度山からの景色を見たら、やめられない」と笑う。今年度は最も好きだという北岳(3193m)に挑戦予定だ。
体力は週2回のフィットネスで維持。20代の女性に混ざり、ストレッチや健康体操、1時間のエアロビクスをこなす。活力は庭で育てたトマトやレタスなどの生野菜だという。
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