「やるからには全国大会を」と昨年の雪辱をはたす
■南毛利中学校
神奈川県立音楽堂で8月31日に行われた「第56回神奈川県合唱コンクール」中学校同声部門で、市立南毛利中学校（木村克己校長）の合唱部が関東大会への出場権のある金賞を受賞した。９月21日（土）に新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあで開催される「第68回関東合唱コンクール」へ４年連続で出場する。
県大会では、信長貴富氏作曲の無伴奏女声合唱曲集「なみだうた」から「なみだうた」「なみだ」「涙」の3曲を披露。緊張からか普段通りの合唱ができず、発表の瞬間は、驚きと嬉しさが半分半分だったという。
部員は現在21人。２０１１年までは部員の減少などを理由に藤塚中と合同チームを組んでいた。昨年は同部だけで県大会に出場し金賞を受賞したものの、関東大会では銅賞だった。
部員が少なく大変な時期もあったというが、全体練習を多く取り入れ、放課後と休日も練習を重ね努力してきた。少人数で″いい意味でフレンドリー”だという部の雰囲気がメンバーの団結力を強めた。
部長の前田うて奈さん（３年）は「関東大会では南毛利中、また県内の合唱部の代表として自分たちの良さを出していき、感謝の気持ちを伝える合唱をしたいです」と力強く話した。
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