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ZOOM UP 二人三脚で杖道広め 宮の里在住廣岡さん夫妻

文化

公開:2013年9月20日

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時任師匠(左)について杖道の稽古をする廣岡さん夫妻
時任師匠(左)について杖道の稽古をする廣岡さん夫妻

 ▽長さ124cmの「杖(じょう)」と呼ぶ樫の木の棒と太刀を組み合わせた形武道、「杖道」の普及活動を行う宮の里在住の廣岡猛男さん(65)と琴子さん(63)夫妻。古伝の「神道夢想流杖術」の形をもとに作られた全日本剣道連盟制定杖道形の杖道教士7段の時任晴美さん(座間市・62)を師匠に、杖道の稽古に励んでいる。

 ▽ともに剣道7段の腕前でもある廣岡さん夫妻。琴子さんは、学校などでも剣道の指導に携わり、杖道は始めて一年半になる。相手の気持ちを大事にしてくれる師匠の丁寧な教えを胸に、杖道ができることに感謝する。厚木市剣道連盟は、剣道、居合道、杖道からなる。猛男さんは、同連盟の杖道部長。師匠の助言で、「厚木に稽古場を作れば活動が広がるのでは」と昨年6月、杖道部登録を行った。同時に「厚木相武会」ができた。現在は11人が顔をそろえる。

 ▽「神道夢想流杖術」は今から約400年前、流祖・夢想権之助勝吉によって創始された。後に、筑前(福岡県)黒田藩に伝承されてきた。形武道とは、合気道や居合道と同じ、攻撃と防御を組み合わせた形を反復して稽古する武道のこと。年齢や性別を問わず、生涯武道として、健康促進のために人気があるという。

 ▽猛男さんは、厚木市剣道連盟に所属して武道に向き合ってきた。子どもや孫も剣道をする武道一家だ。琴子さんは、全日本剣道連盟が主催する演武会で杖道を見たときの雰囲気や迫力に圧倒され、「素晴らしかった。はまりました」と笑顔で振り返る。「人間の本能がでる杖道は性格がでます。心が育つのが良いところ」と、魅力を話す。歴史は深いが、厚木ではまだ馴染みがない杖道の魅力を師匠たちと一緒に学び伝え、普及させていく。
 

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