大学の教室で市民に講義する小泉准教授
「いつまでも勉強したい」といった市民の要望に応え、学習する機会を提供する「あつぎ協働大学」。厚木市と市内の５大学（神奈川工科大学、湘北短期大学、東京工芸大学、東京農業大学、松蔭大学）が締結した包括協定に基づき、各大学の個性を生かした講座を展開している。
今年度のテーマは「成長」。９月14日には湘北短期大学で「人間の『成長』と『老化』について」と題した講座が行われ、64人の市民が受講した。
この日は同大学生活プロデュース学科の小泉綾准教授が登壇。人間の身体の仕組みについて話した後、健康的な生活を送るために食事を通して「糖化度」を下げる方法などを説明した。
毎年講座を受講している妻田在住の宮井亘さん（73）は「世の中の新しいことを知ることができるので、毎回講座を楽しみにしています」と語った。
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