厚木市が防犯対策の一環として10月18日、市役所本庁舎2階の資産税課窓口で、暴力と放火事件に対する訓練を行った。
この訓練は、今年7月に兵庫県宝塚市役所で5人の負傷者を出した火炎瓶放火事件を受けて、同様のケースを想定し市職員を対象に行われたもの。厚木警察署と厚木消防署の指導のもと、今回のような実戦形式の訓練は初の試み。同役所でも窓口でのトラブルは増加傾向にあるという。
この日は、ナイフを使用した場合の防犯演習と、火炎瓶を使用した場合の消火訓練を行った。防犯演習では犯人に扮した警察官が、大声で怒鳴ったり、ナイフを持って暴れたりと迫真の演技で、対応した職員を含め、現場には張りつめた空気が流れた。2階フロアには受付担当者を中心に多くの職員が見学し、その対応策を学んだ。
訓練に参加した資産税課の土田光一さん(29)は、「事前に練習してはいたが、迫力があり動揺してしまった。実際の場面では今日の教訓を生かし落ち着いて対応したい」と話した。
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