11月6日(水)から9日(土)まで東京ビッグサイトで行われる「2013国際ロボット展」に等身大ヒト型二足歩行ロボット「ロボコロ」が初めて出展する。
「ロボコロ」は、今年5月に厚木商工会議所に加盟する民間企業や市内大学などが協働して立ち上げ、技術提携してロボット製作を進める、あつぎものづくりブランドプロジェクト「ATSUMO」(中村幹夫会長・会員数27人)が作った試作ロボ。
神奈川工科大学KAIT工房で9月30日に行われた試作機完成プレス発表会で初披露された試作ロボは、高さ90cm、重さ15kgのプロトタイプ。モーターの心臓部と骨格は炭素繊維で軽量第一に作られた。
出展を約一週間後に控え、開発に携わる同大学ロボット・メカトロニクス学科の兵頭和人教授は、「ロボット展に向け、現在修正を重ねている段階」とコメント。今後は、外装の修正など改良を重ね、高さ150cm、重さは約2kg減らし、13kgに減量した生まれ変わった新生「ロボコロ」を出展するという。
中村会長は、「試作段階では思ったより動きが鈍く、トライ&エラーを繰り返しています。厚木のこれからの未来を担う小中学生にロボットに興味をもってもらえたら嬉しいですね」と話した。今年で20回目を迎える国際ロボット展は、日本や海外のロボット技術や製品を一堂に集めて展示公開することで、技術交流の場を作るのが目的で2年に1度行われている。ロボット展のテーマは「RT(ロボットテクノロジー)ロボットと共に創る未来」。主催は(一社)日本ロボット工業会ほか。会期中は、約1000点を超えるロボットが集まり、「ロボコロ」はサービスロボット(SR)ゾーンに展示される。時間は午前10時から午後5時。
目標は話すロボット
ATSUMOの目標はさらに高く、話すロボットを目指している。2014年4月末公開予定の完成ロボットの音声タレントを公募すると発表している。対象は、市内在住・在学の小学生(1〜5年生まで)。応募者の中から20人を選び、公開オーディションを行う。
厚木から世界へ―。「ロボコロ」の技術の結晶が世界に公開され、その動向が注目されそうだ。
厚木商工会議所が、同展の招待券を読者にプレゼントする。希望者は、直接事務局へ。
問合せは、同会議所内ATSUMO事務局【電話】046・221・2151へ。
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