飯山地区の住民有志で結成された「みどりと清流のふるさと創造委員会(松野正剛委員長)」が11月3日(日・祝)、庫裡橋そばの特設会場で初めて「花の里フェスティバル」を開催する。農業未経験者が多く、花の育成に苦戦すること3年。ようやく待望の日を迎える。
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同会はふるさとの魅力創出を目的に、約10年前に結成。観光客と地元住民が楽しめる場を作ろうと、3年前から季節の花を観賞しながら地域交流ができるフェスティバルの開催を目指した。
しかし簡単にはいかなかった。庫裡橋そばにある土地約400坪を無償で借り、コスモスや菜の花などの栽培に挑戦。菜の花は霜が降りて芽が出ず、コスモスは猛暑の影響で枯れてしまうこともあった。「専門家がおらず、みんな手さぐり状態。思うようにいかなかった」と松野委員長は振り返る。
それでもメンバーは「地域に明るい話題を提供したい」と諦めなかった。自前の小型の耕運機で耕し、交代で雑草の草刈りをした。そして昨年11月、約300株のザル菊とコスモス4万本を咲かせることに成功。隣接会場で開かれたあつぎ飯山秋まつりに花を添えた。
手作り感あふれるイベント
3年目の今年。今度こそ祭りを行いたい―。その想いで自治会の回覧で会員募集をし、20人から42人に会員数を増やした。花の里をPRするため、看板を手描きでリニューアル。横断幕も作った。敷地も約1500坪に拡大し、ザル菊は昨年の”3倍返し”で1000株。コスモスも咲き、花のじゅうたんが広がっている。松野委員長は「多くの人に観て欲しいという気持ちでここまで来られた。ぜひ会場に足を運んで欲しい」と呼びかけた。
フェスティバルは午前11時から午後3時まで、雨天時は翌日に実施。同地区の伝統芸「飯山白龍太鼓」と「白龍の舞」の披露や、模擬店の出店もある。問合せは松野委員長【携帯電話】090・2334・7347。
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