予算ゼロで街ににぎわいを 街かど大道芸が1年
厚木市が毎月第3土曜日に行っている「あつぎ街かど大道芸」が1月18日で開始から1年を迎えた。中心市街地のにぎわい創出を目的に始まったこの試み。1年間の成果をと今後の課題をイベントを管轄する市商業にぎわい課に聞いた。
昼下がりの本厚木駅北口広場。「たまたま通りがかったら大道芸をやっていたので見ていた。すごいですね」と話すのは、海老名市から買い物にやって来た女子中学生たち。大道芸人を囲む人だかりには、学生や親子連れの姿が目立つ。市商業にぎわい課によれば、平均観客は約80人。250人来たこともあったという。
「街かど大道芸」に登録している芸人は全国で活動する50人。毎回同課が芸人たちにスケジュールを送り、参加者を募る。ひと組の持ち時間は40分。「11月のあつぎ国際大道芸を含め、芸人たちの中でも厚木の大道芸は認知されているようです」と同課。市が芸人に出演料を払うことはなく、芸人の収入は「投げ銭」のみ。いわば、「予算ゼロ」のにぎわい呼び込み策だ。当初は中心市街地の他所でも開催していたが「実力次第で客が呼べる場所に」と本厚木駅前に一本化した。
気になるのはにぎわいの創出効果。観客の大道芸観覧前後の行動が街のにぎわいに寄与しているかが問題となるが、同課では今後観客へ駅前に来た目的などを聞くアンケートを行うことも検討しているという。
同課の熊倉誠子課長は「通りすがりの方だけでなく、リピーターの方も多い。『何かやっているので駅前に行ってみよう』となってくれれば」と話した。
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4月19日