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子どもたちに一流の音楽を 厚木ゆかりのアーティストが集合

文化

公開:2014年1月24日

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中山明美さん(中央)らが出演した
中山明美さん(中央)らが出演した

 厚木から世界に羽ばたいた音楽家たちが、子どもたちのために1日限りのプレゼント―。そんなコンサートが1月17日、厚木第二小学校の5・6年生約200人を招いて厚木市文化会館で行われた。

 コンサートを企画したのは、文化会館を運営する(公財)厚木市文化振興財団。同財団では2011年度から「音楽家と子供たちをつなぐ文化会館事業」を3カ年計画で実施。公募で選ばれた「厚木市文化会館応援アーティスト」らによる演奏会や、親子を対象にした小中学校への出前授業など、子どもたちが音楽とふれあう機会を作ってきた。

 今回の公演は、その集大成とも言うべきイベント。同財団が市内の小学校に呼びかけ、手の挙がった中から厚木第二小が選ばれた。

 出演者たちはいずれも市内在住・出身者。上原正敏さん(テノール歌手)、宇根京子さん(NHK交響楽団ヴァイオリニスト)をはじめ、厚木高校卒業生の森口賢二さん(バリトン歌手)、現在はパリで活躍する中山明美さん(ソプラノ歌手)、厚木市文化会館応援アーティストの加藤未奈さん(ピアニスト)らが企画に賛同し集まった。コンサートでは「セビリアの理髪師」や「魔笛」などのオペラ音楽や、宇根さんによる「チゴイネルワイゼン」の演奏など、およそ1時間に渡って子どもたちを魅了した。

 児童からは「迫力があって衣装もきれい。全部すごかった」「ヴァイオリンやピアノの強弱が印象的」といった感想があがった。進行役も務めた上原さんは「音楽を含め、子どもたちには色々なものに触れて、人に流されない自分の価値観を持ってほしい」と話した。

 コンサートの企画に携わった同財団の上原広美さんは「世界クラスの音楽を間近で感じてもらおうと、あえて小ホールでやりました。児童たちの1%でもホールに帰ってきてもらえれば」。若き文化の芽が、厚木の子どもたちにも育ちつつある。

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