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災害時の帰宅困難に備え 2市で初の合同対策訓練

社会

公開:2014年2月28日

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愛甲石田駅下りホームで「シェイクアウト訓練」を行った
愛甲石田駅下りホームで「シェイクアウト訓練」を行った

 厚木市と伊勢原市の両市が初めて合同で主催した帰宅困難者対策訓練が2月19日、小田急線愛甲石田駅で行われ、小田急電鉄、警察、市民など約100人が参加した。

 この訓練は、東日本大震災で多くの帰宅困難者(駅滞留者)が発生したことから、危機管理体制の検証や連携強化、市民の防災意識を向上させることが目的。

 この日の訓練は、マグニチュード7・0(最大震度5強)の県西部地震が発生、地震直後に県内の公共交通機関の運行が停止し、同駅に滞留者が発生した場合を想定して行われた。駅ホームでは、駅員がまず避難経路の安全を確保。地震発生直後から、自分の身は自分で守る「シェイクアウト訓練」を実施した。その後、参加者は2列になって駅改札北口へ移動する避難誘導訓練を行った。

 訓練に参加した船子在住の田村豊さん(64)は、「初めての経験。訓練の大切さを改めて知った。他の駅で同じような状況になったときは冷静な対応ができる心構えでいたい」と話した。

 愛甲石田駅を管轄している小田急電鉄・本厚木駅長の松村幸雄さんは、「運転再開時に人が集中すると、2次災害を招く恐れがあるため、慌てずに時間をずらして帰宅を」と呼びかけた。

 東日本大震災発生時には、本厚木駅で約600人、愛甲石田駅で約110人が帰宅困難になった。このため、厚木市は2012年に(株)レンブラントホテル厚木と、13年には両市合同で日産自動車(株)テクニカルセンター、(株)アマダの施設を一時的に避難所として使用できる災害協定を締結している。

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