市内寿町の郷土資料館で「厚木宿を掘る」と題した遺跡展が3月23日(日)まで開かれている。時間は午前9時から午後5時。入場無料。
この遺跡展は、これまで発掘調査した資料を広く市民に見てもらうことで、埋蔵文化財への理解を深めてもらうことが目的。
期間中は、江戸時代から現在の東町周辺を中心に栄えた「厚木宿」(東町二番遺跡、東町遺跡第2地点など)で発見された猪口(ちょこ)や急須、徳利(とっくり)などの出土品と資料、写真パネルなど約300点が展示されている。
目玉は、1870年〜1930年頃、現東町スポーツセンター周辺(東町二番遺跡)に構え、豪商として名をはせた「高部家」の屋敷から出土した磁器製の小便器、大便器なども展示されている。遺跡から遺物として「便器」が検出されることは非常に珍しいという。
開催初日に訪れた下荻野在住の吉水正さん(59)は「40年前に厚木に来ました。昔の厚木を垣間見ることができて、懐かしかったです」と話した。
3月21日に講演会
関連講座「厚木宿及び東町周辺の遺跡について」をテーマにした講演会が3月21日(金)、元町の厚木北公民館2階ホールで行われる。
当日の講師は、厚木市史編集委員の平本元一氏と(株)玉川文化財研究所の小山裕之氏。時間は午後2時から。入場・参加無料。
詳細、問合せは、市教育委員会文化財保護課【電話】046・225・2509へ。
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