基本方針に「ご意見どうぞ」 厚木南公民館の移転計画
厚木市の中心市街地における公共施設再配置計画の一環として、4月末で閉館した勤労福祉センター跡地への移転が決まっている厚木南公民館。移転基本方針案へのパブリックコメント受付が5月30日(金)まで行われている。
1979年に建設された厚木南公民館は、市内公民館で2番目に古い。駐車場の台数も6台と少なく、地元住民からも移転を求める声が以前からあった。
そのため市では昨年11月に、現公民館から本厚木駅方面に200mほど離れた勤労福祉センター跡地への移転を決定。今年2月には公民館運営委員に地域住民を加えた同館の建設委員会が発足し、移転計画について話し合ってきた。
今回のパブリックコメントは、同委員会が作成した基本方針案に対するもの。案によれば、新公民館の面積は勤労福祉センター跡地約2800平方メートルのうち1800平方メートルを予定。公民館本体のほか、現公民館にも併設されている消防団施設、駐車場を含めたもの。現公民館の敷地面積988・62平方メートルと比べると約2倍となる。施設には、現在の公民館にはない音楽室や体育館、保育室などの設置案が挙げられている。
移転のスケジュールは
今年8月ごろから約1年かけて基本・実施設計を進める。来年度中には基礎工事を行い、建築工事が始まるのは2016年度以降の予定。完成年は未定。
市の今年度当初予算には「厚木南公民館新築移転設計委託等事業費」として1億355万9千円が計上されている。今ある勤労福祉センターの建物は、今年10月から解体工事が行われるという。
基本方針案に対する意見募集の対象となるのは市内在住・在勤・在学者など。案は市役所第二庁舎4階の社会教育課窓口や各公民館で5月30日(金)まで配布、閲覧され、意見を提出できる。パブリックコメントに関する問合せは厚木市教育委員会社会教育課【電話】046・225・2513へ。
過去の公民館移転
2010年4月に鳶尾から中荻野に移転した荻野公民館は、敷地面積3989平方メートル。建設工期は約1年2カ月。建設費は5億1497万2500円。
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4月19日