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水難事故時の連携確認 3市1町が合同訓練

社会

公開:2014年5月23日

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各隊員が連携し要救助者を潜水で捜索する訓練
各隊員が連携し要救助者を潜水で捜索する訓練

 市内岡田4丁目付近の相模川で5月16日、厚木・座間・海老名市、愛川町の3市1町の消防本部が合同で水難救助訓練を実施した。

 この訓練は、梅雨の時期を控え、想定される急な増水による河川での水難事故に備え行われたもので、今年で5回目。普段行うことが難しい、近隣都市との救助作業の連携を確認し、事故発生時に迅速で効果的な救助活動を行うことを目的としている。

 この日は、厚木市37人、座間市13人、海老名市13人、愛川町8人の計71人の隊員が参加。中洲で釣りをしていた男性2人が急な増水に流され行方不明になった想定で訓練が行われた。

 訓練は、まず厚木市消防本部に事故発生の通報があり、同本部が先着隊として現場に到着。近隣自治体に応援を要請と捜索作業を開始し、現場の状況を把握した。先着隊の同本部が指揮を執り、遅れて到着した3つの自治体の隊員に現場状況を伝え要救助者の捜索に加わる、というもの。

 隊員たちは厳しい表情と張りのある声でコミュニケーションを取り合い、終始、実際に事故が発生したかのような緊迫した雰囲気で訓練は進められた。

 同本部によると、相模川のような市境が現場となった場合、各管轄で指揮権が分かれるため、都市間の意思伝達と的確な情報共有が最も重要になるという。同本部の荻山保厚木消防署長は「河川は見た目以上に流れが速く、水深が深い箇所があるため油断は禁物。二次災害の危険もあるため、事故を発見したら迅速に通報をしてもらいたい」と注意を促した。

 同本部によると、昨年同本部が出動した水難事故は7件。長期・広範囲での捜索を要する大規模な事故はなかった。

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