病と闘い社会貢献 国連NGOの有馬さん
厚木をはじめとする県央地域で活動する、国連NGO「世界平和女性連合(WFWP)」の神奈川第7連合会が、7月末からアフリカ西部のニジェールで井戸の建設支援を行う。市内在住で同会顧問の有馬昭三さん(72)に、同会の活動などについて聞いた。
有馬さんが同会に関わるようになったのはおよそ20年前。当時経営していた会社の従業員の紹介だ。女性だけの会のため、賛助会員として携わってきた。
同団体は国内では留学生の支援、海外に向けては女性の自立支援や教育支援の活動を行う。有馬さんは、「女性ならではの心の細やかさが世界平和に貢献している」と評す。他地区の連合会とともに、これまでにエチオピアに小学校を作るなどの活動を行ってきた。
こうした奉仕活動の根底にあるのは、自身の「栄光」と「挫折」。若い頃には都内で設計事務所を構えていたが、バブル景気の追い風で会社が拡大。町田へ本社と工場を移転した矢先、バブル崩壊で状況は一転。会社は倒産。その後、自身がガンに冒されていることも分かった。「人間とはどうあるべきか」を考えるようになった。後世にメッセージを残したいという想いの中から、こうした社会貢献活動に力を入れるようになったという。
ガンとの闘いは依然続く中「まだ志半ば」と有馬さん。9月にはアミューあつぎで活動の報告会を行う予定だ。
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4月19日