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JAあつぎ 新本所建設が着工 来年9月に稼働予定

経済

公開:2014年8月1日

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現本所南側で基礎杭工事が始まった(7月25日撮影)
現本所南側で基礎杭工事が始まった(7月25日撮影)

 厚木市農業協同組合(井萱修己代表理事組合長・以下、JAあつぎ)の新本所建設工事が、このほど着工した。新しい本所の完成は来年8月下旬で、本格的な稼働は同年9月中旬ごろを予定している。

 市内水引、国道246号線沿いにある現在のJAあつぎ本所は、1970(昭和45)年5月に竣工されたもの。同年から1999年2月までは建物内に結婚式場が入り、組合員や市民に親しまれてきた。現在は管理部門のほか、金融や共済部門などが入っている。

 建物は築40年以上が経過し、老朽化していた。また、耐震診断調査の結果、大規模な補強・改築が必要な状況だったことから、2009年7月に本所建設委員会を設置し、計画を進めてきた。

 新たな建物は、現在の本所南側の駐車場部分に建設され、地上4階建てで延床面積は約5800平方メートル。現在の約1・6倍の大きさになる。完成すると、現本所と別館の経済事務所が集約され、利用者や職員の不便さが解消されるという。

 さらに、1階玄関ホールにはJAの活動を発信するスペースを設計。4階には食を豊かにするための啓蒙活動に必要な食育食農教室のスペースも計画している。

 JAあつぎでは新たな本所が稼働することについて「組合員をはじめ、地域の皆さまの利便性の向上や地域社会の発展、また協同活動の拠点として、さらにJAを身近に感じていただけるようになる」と期待を寄せている。

 8月上旬までは基礎杭工事を行っており、今後建物の建設に入る。現本所は、来年9月の新本所稼働後に取り壊す計画だが、その後の敷地の利用方法は未定。「国道に面した土地なので、その利便性を最大限に生かした計画が必要であると考えている」という。

 井萱組合長は「新本所は組合の理念の実現に向けた協同活動の拠点として、重要な役割を担っている。来年8月の完成に向けて安全に工事が施工されることを心より願っている」とコメントした。

完成予定のパース(JAあつぎ提供)
完成予定のパース(JAあつぎ提供)

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