市内で練習する平均年齢69歳の"加齢なる爺ぃじい楽団"デルプラードが、8月3日(日)にあつぎ鮎まつり会場で地元デビューを果たす。イオン厚木店前の特設ステージで正午から『青い山脈』など歌謡曲11曲を演奏する。
3年前から活動を始めた同楽団。「日本の経済成長を支えた70代、80代の高齢者に、昔を思い出す音楽で心を癒やしてほしい」と、往年の昭和歌謡を中心に演奏している。
メンバーは60歳以上で、最高齢はフルートを担当する81歳。現在は15人編成だが「爺ぃじい」だけに、病気が原因でメンバーが「脱退」することもしばしば。それでも市内在住のバンドマスター・馬場徹さん(69)が中心となってメンバーを集め、活動を続けてきた。
昨年からは市外の神社でお祭りの余興として演奏してきたが、厚木市内で人前への演奏は今回が初めて。厚木なかちょう大通り商店街振興組合から鮎まつりイベントへの出演依頼を受け、出演となった。
楽団にとっても、結成4年目で一番大きな舞台。馬場さんは「知り合いもくるだろうし、恥ずかしい」と話す。目下最大の悩みは暑さ対策。当日は保冷剤にタオルを巻いて首にかけ、暑さをしのぐという。
デルプラードの大きな特徴は、来場者をステージに上げて歌ってもらう点。「『有楽町で逢いましょう』や『星降る街角』などを演奏します。古い曲ばかりなので、皆に歌ってほしい。もちろんメンバーも募集中です」と馬場さん。演奏中には神輿が通過する予定だが、その時は北島三郎の『まつり』で会場を盛り上げる。
花火に負けない元気な演奏が、厚木の街に響き渡る。
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