糸取りを行う子どもたち
かつて依知地区で盛んに行われていた「養蚕」をテーマとした体験会と講演会が、依知南公民館で行われた。主催は同地区の歴史を研究する依知南地区文化振興会（塩川雅明会長）。
この催しは同公民館設立10周年記念事業の一環。３回シリーズで郷土の歴史を学ぶことが目的。９月28日に行われた体験会には約30人が参加。市内で唯一の養蚕農家、二見政一さんの育てた繭を使った糸取りや人形作りなど慣れない手つきながら楽しく体験した。
10月５日には昔の言葉をテーマに郷土史研究家の中丸武夫さん（83）が講演。普段何気なく使っている言葉が実は方言だったというエピソードなどを紹介した。
３回目は19日に横浜シルク博物館をバスで訪れ見学する予定。塩川会長は「皆さん非常に熱心で良い」と嬉しそうに話した。
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