パソコンで簡単に操作できる
厚木市中央図書館ではこのほど、音声と一緒に、文字や画像が表示されるデジタル図書「マルチメディアデイジー」の貸し出しを始めた。障がい者サービスの一環として、市内で初めての試み。
図書は１枚のＣＤに収まっている。パソコンで再生することができ、音声を聞きながら、画面上で文字の大きさ、画面の色、行間、読み上げスピードなども簡単に変更が可能。文字だけでは文章の内容が理解しづらい人や、視覚障がいがある人、弱視者などに対応する。
図書は寄贈のものと同館が１枚５００円で購入した。作品は『ぐりとぐら』『１００万回生きたねこ』など絵本や児童書50タイトル72枚。
貸し出し対象は、市内在住・在勤・在学の身体障害者手帳または療育手帳を持っている人。貸し出し枚数は５枚までで期間は60日間。無料。同館によると、４月からは市内小・中学校の特別支援学級に直接案内をしていくという。
問合せは、同館【電話】０４６・２２３・００３３。
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