厚木市はこのほど、2015年度当初予算案を編成し、3月3日から始まった厚木市議会(石井芳隆議長)の第2回会議に提案した。特別会計などを合わせた予算案の総額は3年連続で過去最大規模を更新する1406億3316万3千円(対前年度比2・1%増)。一般会計は777億8千万円(同3%増)で、3年連続プラス編成となった。
2015年度は、総合計画『あつぎ元気プラン』の第2期基本計画と第3期実施計画の初年度にあたる。市は市民の「いのち」と「暮らし」を守ることを最優先に「長寿・医療・福祉」、「安心安全・防災減災」、「子育て・教育」、「中心市街地・交通対策」、「企業誘致・雇用創出」、「自然共生・再生可能エネルギー」、「スポーツ環境・文化振興」を重点項目として予算を編成した。
一般会計歳入の55・2%を占める市税は、法人市民税の一部国税化や固定資産税の評価替えの影響などで減収が見込まれるものの、収納対策に一層取り組むことで、429億5218万2千円と前年度とほぼ同額になった。
財政調整基金繰入金は今年度中に積立て、新年度の財源として7億7千万円を取り崩し活用する。基金の15年度末現在残高見込は21億2195万7千円。
歳出面では投資的経費にあたる普通建設事業費が、森の里東土地区画整理推進事業費、(仮称)保健福祉センター整備事業費などの増により、前年度比較で9億7646万7千円、14・7%増となり歳出全体の9・8%を構成する。
主要事業や新規事業は、本厚木駅南口地区市街地再開発事業や(仮称)あゆコロちゃんGENKIポイント事業、中学校少人数学級実施事業など。
3期目を迎えた小林常良市長は、3日に市議会で施政方針演説を行い、「新たなマニフェストに掲げた6つのビジョンと136の政策、市民の皆様の安心・安全を守り抜く11項目のゼロへの挑戦に積極果敢に全力で取り組んでまいります」などと力強く話した。
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