わかりやすく、統一感のある街並みに―。このほど、本厚木駅周辺の通りの名前と色が決定し、それに基づいた案内板等がお披露目された。3月14日には駅北口で総合案内板の除幕式も行われ、多くの人が足を止めた。
2012年度に策定された厚木市公共サイン等ガイドラインに基づき、2014年度から整備が進んできた厚木市中心市街地サイン整備事業。案内板や案内柱によってスムーズな街歩きを可能にし、人々の回遊性を高めることがねらいだ。 商店会長や周辺自治会の会長らによって組織された検討委員会において「通りの名前」と「通りの色」を決定。商店会や観光協会と連携し、同様の案内図を使ってもらうことで、さらなる中心市街地の活性化を図る。事業費は4860万円。
これまで、通りの名前はきちんと付けられているところと、そうでないところが混在している状況だった。今回は新たに5つの通りに名前を付け、全部で23の通りが決定。名前が曖昧であった中央公園前の通りは「市役所中央公園通り」と新たに命名された。通りの色は、色弱の人にも認識できるものが選ばれ、市街地マップはカラフルで見やすいものとなっている。
ハード面での整備は、今までの総合案内板の改修に加え、通りの入口と出口には案内柱が、路面には通りの名前と「本厚木駅まで○○メートル」といった現在の位置情報が設置された。これらはダークブラウンの色調で統一され、ユニバーサルデザインに配慮した、誰にでも分かりやすい表記に。総合案内板には音声案内機能や、広域避難所などの情報も盛り込まれ、より多くの人に優しい仕様になっている。案内柱等は順次、2016年度の事業終了までに設置されていく。
3月14日に行われた式典では、関係者と市民が見守る中、新たな案内板が披露された。式典終了後には早速、案内板を眺める市民や、新たに加えられた音声案内のボタンを押してみる光景も見受けられ、今後の活用が期待される。
市まちづくり計画部都市計画課の垣内宏彦課長は「通りの名前と色を意識してもらえることで、街歩きを明確にすることができるようになる。今後は商店会や観光協会などとも連携し、定着させていきたい」と語った。
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